妻でもなく、母でもなく
今週は、ぐっと寒くなってきました。寒いのが苦手なので、マフラーをぐるぐる首元に巻きながら外に出るとき、ついつい考えてしまいます。
猫のように丸まって、ブランケットのなかで1日ごろんとしていたいなぁ。熊になって春がくるまでぐーぐーと冬眠するのも悪くないなぁ。(枕元にはちみつ)
大人になったらぴしっとしっかりすると思ったら大間違い。いくつになっても、ばかげたことを妄想しています。残念ながら(?)猫にも熊にもなれなさそうなので、あきらめてでかけていきます。
この間、ひさしぶりに高校の友達に会いました。30代になると、結婚したり、出産した友達も増え、会うときは旦那さんや子供も一緒に会うことが多くなりました。そうなるとどうなるかというと…話題が限られてきてしまうんです。
夫婦生活、会社(ボーナス、業績、働き方)、育児、過去の思い出…。旦那さんや子供がいるので、どうしてもあたりさわりのない話題が中心に。
正直…
つまらない、つまらない、つまらないー!!!!
って子供な私が叫んでいました。まぁ、しょうがないんですけどね。でも、たまには友達同士水入らずで話しもしたいなぁって、ずっと思っていたんです。
そうしたら、この間は旦那様の協力もあって仲間だけで集まることができました。
結果、とても楽しかったし、すっきりしました。いつもは子供を見ながら話もそぞろになったり、旦那さんを意識して話をしないといけません。でも、この日は、仕事のことや夫婦のこと、今やりたいことなどについて素直に話をすることができました。高校生のときみたいに、かっこつけたりせず、時には涙を流しながら自分の思いを話しました。
話していて思ったことは、当たり前だけど「みんな何かを抱えている」ということ。他人から見たら、いつも笑顔で幸せそうでも…何も苦労や悩みがない人なんていないということです。当たり前なのに、ついつい忘れて自分の苦労や悩みに夢中になって浸ってしまう。ばかですよね。そんな悩みを、マウンティングなんかせずに話せるのがありがたいなぁって改めて思いました。
1年に1回くらい、こんな会ができたらいいなぁと思います。
(旦那様たち、お願いしま~す!)
そのためにも、素直に話せる
友達の幸せを喜べる
友達の苦しみを聞いて一緒に考えられる
10年後、20年後もそんな自分でいられるかな…
妖怪(人の不幸は蜜の味)にならないように精進します。
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